エクセルでシートの挿入・削除・編集などが一発でできるショートカット11選

ショートカット

シートの挿入や削除、移動などをマウスを使って行っていませんか?
実は、ほとんどの作業がキーボードだけでできるのです。
ショートカットを覚えれば、キーボード⇔マウス間の動きがなくなり、とっても時短になります。
この記事を読んで、シートに関するショートカットをマスターしましょう。

シートの挿入と削除

シートの挿入と削除のショートカットはセットで覚えておきましょう。

シートの挿入

「Shift」+「F11」で新しいシートが挿入されます。

なお、このショートカットで挿入される場所は、現在選択しているシートの左側です。
現在選択しているシートの右側に新しいシートを挿入したい場合は、2つの方法があります。

右側に新しいシートを挿入する方法
  1. このショートカットで挿入したあと、右にドラッグ&ドロップする
  2. シートの後ろにある「+」マークをクリックする

シートの削除

「F6」→「アプリケーションキー」→「D」で現在選択されているシートが削除されます。

「」+「」・・・ではなく、「」「」・・・です。
矢印「→」の場合は、直前のキーを押したら手を離して、次のキーを押します。

「アプリケーションキー」というのは、マウスの右クリックと同じ操作ができるキーです。
キーボードによって多少の絵柄の違いはありますが、キーの配置場所は同じです。

キーボードのタイプによっては「アプリケーションキー」が存在しないものもあります。
その場合は、「Shift」+「F10」で代用できます。

現在選択されているシートは、下図のように白く表示されます。
下図の場合は、「Sheet2」が選択されている状態です。
また、シートに色をつけている場合も同様に、選択されているシートが白く表示されます。

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シートの切り替えと複数選択

シートの切り替え(今作業しているシートから別のシートに移動)や、シートを複数選択する場合にも便利なショートカットがあります。

シートの切り替え

アクティブシートの切り替えショートカットは次の通りです。

  • 前のシートに切り替え:「Ctrl」+「PgUp」
  • 後ろのシートに切り替え:「Ctrl」+「PgDn」

※キーボードの仕様によっては、「PgUp」や「PgDn」に四角枠がついているものがあります。その場合は、「Fn」も一緒に押します。

シートを複数選択

隣り合うシートを選択

隣り合うシートを選択するショートカットは次の通りです。

  • 前のシートを選択:「Ctrl」+「Shift」+「PgUp」
  • 後ろのシートを選択:「Ctrl」+「Shift」+「PgDn」

※キーボードの仕様によっては、「PgUp」や「PgDn」に四角枠がついているものがあります。その場合は、「Fn」も一緒に押します。

「Sheet4」を選択した状態で、「Ctrl」+「Shift」+「PgUp」( 「PgUp」 は3回)を押すと下図のようになります。
白く表示されているシートが、選択されているシートです。

隣り合わないシートを選択

隣り合わないシートを選択するショートカットは次の通りです。
「F6」→「左右矢印」→「Ctrl」+「Space」→「Enter」

「」+「」の場合は、キーを同時に押します。
「」「」の場合は、直前のキーを押したら手を離して、次のキーを押します。

「F6」を押すと、シートタブがアクティブ化されます。
アクティブ化されると、左右矢印を押して編集するシートを変更できるようになります。
この状態で、選択したいシートまで左右矢印を使って四角枠を動かします。

「Sheet1」に四角枠を動かした状態で「Ctrl」+「Space」を押すと、「Sheet1」と「Sheet4」の2つが選択されます。

この状態で、「Enter」を押すと、複数シートの選択が確定されます。

「Ctrl」+「Space」ではなく、「Shift」+「Space」を押すと、連続したセルを選択することができます。

すべてのシートを選択

すべてのシートを選択するショートカットは次の通りです。
「F6」→「アプリケーションキー」→「S」

「アプリケーションキー」というのは、マウスの右クリックと同じ操作ができるキーです。
キーボードによって多少の絵柄の違いはありますが、キーの配置場所は同じです。

キーボードのタイプによっては「アプリケーションキー」が存在しないものもあります。
その場合は、「Shift」+「F10」で代用できます。

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シートの複製と場所移動

シートの複製と場所移動は、ショートカットとマウス操作の両方を覚えておくと便利です。
個人的な見解ですが、異なるブック間での複製と移動はショートカットが便利ですが、
同じブック内で複製や移動をするときはマウスの方が早いと感じます。

ショートカット(異なるブック間の複製・移動にオススメ)

まずは、ショートカットの解説をします。
「F6」→「アプリケーションキー」→「M」で「移動またはコピー」ダイアログボックスが表示され、シートの複製や移動が出来ます。

「」+「」ではなく、「」「」です。
矢印「」の場合は、直前のキーを押したら手を離して、次のキーを押します。

「移動先ブック名」の「∨」をクリックすると現在開いているエクセルブック名が表示されるので、移動や複製をしたいブック名を選択します。
「挿入先」でシートの挿入先を選択します。選んだシートの前に挿入されます。
「コピーを作成する」に✔を入れればシートが複製され、入れなければ移動されます。

マウス操作(同じブック間での複製・移動にオススメ)

続いて、マウス操作の解説に移ります。
「Ctrl」を押しながらシート名をドラッグ&ドロップすると、シートを複製することが出来ます。

「Ctrl」を押しながらドラッグ&ドロップすると、シートに「+」が表示されて複製されます。
なお、「Ctrl」を押さずにドラッグ&ドロップするとシートには何も表示されません。シートが2枚以上あるときは、シートの位置を移動することが出来ます。

また、同じファイル内だけでなく、異なるファイル間でも同様にすることが出来ます。
そのときは、移動元と移動先のファイル両方を開いた状態にしてください。

シート名の変更と見出しの色変更

シート名の変更

シート名を変更するショートカットは次の通りです。
「F6」→「アプリケーションキー」→「R」

シート名の表示が下図のようにグレーの網掛けに変わり、編集できるようになります。
シート名を編集したら、「Enter」で確定します。

シート見出しの色変更

シート見出しの色変更をするショートカットは以下の通りです。
「F6」→「アプリケーションキー」→「T」

「テーマの色」ダイアログボックスが表示されるので、「矢印」キーで変えたい色を選択し、「Enter」キーで確定します。(変えたい色をマウスでクリックしてもOKです)

「テーマの色」ダイアログボックスの見方
  • 黒枠 ⇒ 選択している色
  • オレンジ枠 ⇒ シートの現在の色

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最後に

ショートカットキー早見表のダウンロード

この記事で解説したショートカット一覧を、A4サイズ縦型1枚にまとめて早見表を作成しています。
ダウンロードはこちら

まとめ

今回の記事では、次の4つに関するショートカットを解説しました。
(クリックすると、それぞれの解説ページに移動します)

シート操作に関するショートカットだけでもこれだけの種類がありますが、これらを網羅している人は少ないのではないでしょうか。
使いこなすことができれば、あなたのエクセルレベルは格段に上がって周りの人からも一目置かれるようになるでしょう。
とはいえ一度に覚えるのは大変なので、エクセルを扱いながらこのブログを参考にしていただけると嬉しいです。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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